歯周病歯科

歯肉からの出血

「歯ブラシを行った時の歯肉からの出血」は歯周病の特徴的な症状になります。
強い痛みがなくてもブラッシング時の出血を自覚される患者様は多いようです。
歯周病の特徴は激しい自覚症状に乏しく進行が緩やかな事です。歯肉からの出血と言う初期症状を見逃さないようにして下さい。出血があれば歯周病の検査(レントゲン検査や歯周ポケット測定検査)を受けられる事をお勧めします

歯石の付着

歯石は口腔清掃が不十分だから溜まるものではありません。もちろん歯みがきが上手な方は歯石が少なかったり付着していない事がります。では歯石があるから歯みがきが不十分かと言うとそうではないように感じています。
歯石は歯周病の原因となる細菌が多く生息している場所ですので機械的な除去が必要になります。前述の通り歯石は歯ブラシでは落ちないので、クリニックでの処置が必要になります。

歯周病基本治療での改善を目指す

歯牙を喪失する一番の原因は歯周病(歯槽膿漏)であると言われています。
保険診療での歯周病治療はガイドラインが決まっています。
当医院ではガイドラインに沿った基本治療を行い、進行した病態や、重篤な症状への転期を迎えることのないように管理する事を優先事項として考えています。
保険診療でも歯周外科手術なども認められていますが、スケーリングやSRP(歯面滑沢化)などの基本治療を繰り返し行う事で、外科処置に劣らない成果を出せるよう頑張っています。